FXの副業や楽して大金を稼ぐ方法で、自動売買のことが多く取り上げられています。
しかし、自動売買は本当に儲けられるのでしょうか?
楽して稼げるのならば、自動売買を使用した方が効率が良いですが、自動売買はおすすめできません。
XMの自動売買はなぜおすすめではないのか、自動売買のメリットやデメリットも含めてご説明します。
自動売買がおすすめできない理由
自動売買には、数多くの種類のツールがあります。
絶対勝てると、公言している悪質なツールもあるので、良質なツールを見極めるのが困難です。
自動売買はメリットが非常に多いですが、不都合も多く急に動作しなくなったり、ツール自体が古くて、昔は勝てていたけど急に勝てなくなったというデメリットの報告も少なくはありません。
自動売買に頼らず、ご自身でトレードを行う裁量トレードの方が危険が少なくておすすめです。
自動売買とはなにかを知ろう
自動売買は、日本ではEA(エキスパートアドバイザー)海外ではbotと呼ばれています。
ツールを使い、自動でFXの売買をしてくれるので、忙しい人向けの副業で紹介されていることが多いです。
日本国内では、自動売買の取引を禁止しており規約違反をした場合は、口座凍結など厳しい罰則を受けることもあります。
ですが、海外の取引所では自動売買のトレードも可能でもちろんXMでも自動売買のトレードが可能になっています。
XMの自動売買のメリット
自動売買には、いくつかのメリットがあります。
それでは、自動売買のメリットはどの様なことがあげられているか見ていきましょう。
トレードが自動でできるので楽
自動売買は、トレードをすべて自動化できるので非常に楽です。
シグナルが出たらエントリーするように設定をしたら、後はプログラムがすべて自動で行こなってくれます。
ユーロ・ドルの移動平均線がゴールデンクロスした場合、買いのエントリーという簡易的な設定や細かい複雑な設定が可能です。
チャートに張り付く必要がない
エントリーや決済を自動で行ってくれるので、画面に張り付いてチャートの監視をする必要がなくなります。
設定をして結果を待つだけですので、忙しい人には自動売買は最適なツールと紹介されていることもあり、副業などでFXの自動売買がおすすめされていることも多いです。
仕事が忙しい方やロンドン時間やニューヨーク時間に取引するのが困難な人はメリットがあります。
ファンダメンタル・テクニカルの分析の必要がない
自動売買にどの様な状況でエントリーするかを設定しておけば、ファンダメンタルやテクニカルの分析をする必要がありません。
世界情勢のことを、気にする必要や急なチャートの変化に飛びついてしまい失敗することがなくなります。
プログラムが分析をしてシグナルがでたら、トレードを開始してくれるのでFXの初心者などには嬉しいメリットです。
感情に左右されたトレードをする必要がない
自動売買なら、機械的にトレードをしてくれるので自分の感情に左右されることがありません。
FXで一番大切なのは、自分ルールを破らないことと言われています。
自分ルールとは、損切りラインを決めたら必ず損切りラインで損切りをすることや、自分でエントリーポイントを決めたら、必ずエントリーポイントまで待つなど、自分で決めたルールのことです。
大抵の人は、自分ルールを守れず多くの注文を抱えてしまったり損切りを遅らせて、損益が膨らんでしまうことに悩む人が多いでしょう。
ですが、自動売買なら自分ルールに利益確定や損切りを設定しておけば自動で行ってくれるので、大きなメリットになります。
XMの自動売買のデメリット
XMの自動売買は、メリットのみを見てみると非常に素晴らしいツールと言えます。
では、なぜ自動売買より裁量トレードの方がおすすめなのか、自動売買のデメリットを見ていきましょう。
指標時は対応しきれないので不利
自動売買は、雇用統計などの指標で大損を抱えてしまうデメリットがあります。
ボラリティが激しいと、シグナルが反応してしまい勝手にエントリーされてしまうことが多くあるので指標時に自動売買を使用するのは、大変危険です。
指標はFXの中でも大きく稼ぐチャンスですが、このチャンスが生かせないのは自動売買の欠点となります。
ツールが多すぎて選ぶのが難しい
自動売買には、無料・有料共に多くのツールが存在します。
その中から、勝てるツールを選ぶのは非常に難しいです。
気になるツールを試してみるのもいいことですが、優良なツールに巡り合えなかった場合は時間とお金が無駄になってしまいます。
広告や口コミだけの判断で有料のツールを購入すのは、絶対にやめましょう。
勝てなかった時の後悔がでかい
感情に左右されないトレードがメリットとありましたが、損益が出た時は、「自動売買に騙された」や「自分の手でトレードしていたら勝ててた相場なのに」と後悔することも多くあります。
自動売買は、チャンスを掴みにくいという欠点があるのでチャンスを掴むには裁量トレードが一番です。
パソコンをずっと稼働させている必要がある
自動売買をしている時は、パソコンを常に起動させている必要があります。
そのため、パソコンの劣化や電気代が高くなるなどのデメリットがあります。
自動売買は、必ず利益が出るという訳ではないので、損益が出たり、トントンの場合は電気代などトータルで考えると損をしているので注意しましょう。
XMの自動売買おすすめツール
忙しくて自動売買でないとトレードできない人や、自動売買に興味がある方は、XMで使用できるおすすめツールがあるので試してみてください。
本格的に自動売買を行うならVPSがおすすめ
XMの自動売買で、欠かせないツールVSPです。
VSPを契約するとパソコンをシャットダウンした場合でも自動売買が可能になります。
基本的には有料版で最低でも、月額2,000円程度かかってしまいますが、おすすめのツールです。
これによって、パソコンを常に起動しなくてはいけないデメリットが解消されます。
VPSは無料でも使用できる
基本は有料のツールですが、XMでは無料で使用することも可能です。
有料版と無料版は差ほど大差がないので、XMで自動売買をするのであれば、無料版をおすすめします。
VPSを無料で使う利用条件
XMで無料版を使うためには2つの条件があります。
口座入金額の合計が60万円(5000ドル)以上入っている
口座入金額の合計が60万円以上という条件は、複数のXM口座の合計でも可能です。
条件が合わず無料版を使えないとしても、信用性のない無料の自動売買を使用するよりも、約定スピードが早く、高性能で信用性の高い有料版のVSPの使用するのをおすすめします。
VPS以外の自動売買ツールを選ぶ際の注意点
VSP以外の、無料自動売買や有料自動売買を使用するときの注意点を理解して使用しましょう。
信じすぎてロットの上げすぎは厳禁
自動売買の調子が良く、勝ち続けているからといってロットの上げすぎは厳禁です。
投資の世界で100%勝ち続けるのは不可能です。
初心者にありがちなミスですが、自動売買の調子がいいので次も勝てるとロットを上げるのは、大変危険ですので絶対にやめましょう。
過去の取引履歴があるツールを選ぶようにしよう
過去の取引履歴が確認できない、自動売買のツールを使用するのは危険です。
ネットや口コミで、高評価のツールでも過去の取引履歴がないものは、おすすめできません。
必ず、過去の取引履歴を見てどれだけの収支が見込めるか確認できるツールを選ぶようにしましょう。
定期的にメンテナンスを行われているか確認しよう
メンテナンスを行っていない、自動売買のツールの使用は避けてください。
相場というものは、常日頃から動きが変わっていくものです。
過去に勝てていた自動売買のツールでも、その時の相場の流れに合ったメンテナンスをされていなければ勝つことは不可能です。
自動売買のツールを選ぶ時は、メンテナンス頻度を重視してください。
裁量トレードがうまくいかない時は自動売買に任せるのが有効
自動売買は、裁量トレードがまったくうまくいかない時に使用する方法は効果があります。
チャートを見る時間がある人は、ご自分でトレードをして負けが続いている時に、自動売買に切り替えるのが自動売買の上手な使い方です。
XMで自動売買を使用する際はメリットだけではなく注意点も視野に入れよう
XMで、自動売買を使用する際は必ずデメリットがあることを理解しましょう。
相場は楽をして勝てる世界ではないので自動売買のみで儲けるのは不可能に近いです。
ご自分でチャートを研究して裁量トレードをするが技術も付き、チャンスを逃さず勝ちにも繋がりやすいので、本気で儲けたい方は、自動売買にできるだけ頼らないようにしてください。